学生でも社会人でも、グループにはリーダーが必ず存在します。リーダーってなんだか華やかで頼れる存在って感じがしますよね!
そんなリーダーも最近では様々な種類があると言われています。メンバーを力強く引っ張るだけがリーダーという訳ではありません。
リーダーって何?
「リーダー」とは、指導者や統率者、先導者という意味を持ち、チームの目標達成や課題解決に向けてメンバーを束ねていく人を指す。具体的には、何かアクションを起こすにあたり計画を立て、メンバーの能力を見極め適切な指示をし、業務や使命を遂行していく役割を果たす。
引用:「リーダー」の意味や役割とは? 育成に役立つ必要なスキルやタイプと種類などを解説https://www.hrpro.co.jp/series_detail.php?t_no=2789#:~:text=%E3%80%8C%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E6%8C%87%E5%B0%8E,%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%8F%E5%BD%B9%E5%89%B2%E3%82%92%E6%9E%9C%E3%81%9F%E3%81%99%E3%80%82
学級委員長、飲み会の幹事、グループディスカッションの司会、会社の社長は全てこれに当てはまるのではないでしょうか。それぞれ違うリーダーシップを取っていますよね。
また、適切なリーダーシップは目的やメンバーによって変わります。リーダーの性格とメンバーのスキルによってその時のリーダーが決まると言っても過言ではありません。
8つのリーダーシップ
リーダーシップは人の数だけ種類があり、まだ定義づけられていないものもありますが、ここでは分かりやすく8つに絞って解説します。
指導者
方針や目標をクリアに示し、チームを導くタイプのリーダー。
適正:組織への忠誠心が強く、計画的かつ責任感がある人
メリット: 方針や目標をクリアに示すことで、組織の方向性を確立しやすい。
メリット: 創造性やチームメンバーの自己発展を制約する可能性がある。
チームメンバーの意見や創造性を尊重し、オープンなコミュニケーションを奨励することで、柔軟性と協力を促進できます。
サービス指向型
チームメンバーのニーズを優先し、サポートするリーダーシップを重視するスタイル。
適正:チームのために尽力し、他者のニーズを理解できる人
メリット: チームメンバーのニーズを優先し、信頼関係を築くことができる。
デメリット: 意思決定が難しくなる場合があり、一部のメンバーが責任を回避する可能性がある。
自己犠牲になりすぎないようにし、バランスを保つためには自分のニーズも考慮し、必要に応じて断ることも重要です。
変革的リーダー
ビジョンや目標に対して熱狂的で、チームを高い目標に向けて鼓舞するリーダー。
適正:チームを鼓舞し、ビジョンを共有することが得意な人
メリット: ビジョンや目標に対して熱狂的で、チームを高いパフォーマンスに駆り立てることができる。
デメリット: 長期的なビジョンがある一方で、実際のタスクに対する指示が不足する可能性がある。
具体的なタスクや実行計画も示すことで、ビジョンと現実の橋渡しをし、メンバーに明確な方針を提供できます。
トランザクショナルリーダー
タスクの遂行に焦点を当て、成果に基づいて報酬や罰を使うリーダー。
❤🔥適正:タスク志向で成果を評価し、組織の機能を重視する人
⭕メリット: タスクの遂行に焦点を当て、成果を達成しやすくする。
❌デメリット: イノベーションや柔軟性を犠牲にする可能性があり、モチベーションが維持しにくい。
定期的な評価や報酬制度を導入する一方で、柔軟性を保つために時折インセンティブを変化させることが重要です。
サポート型リーダー
チームメンバーの感情やウェルビーイングに焦点を当て、サポートと理解を提供するリーダー。
❤🔥適正:チームのコミュニケーションを重視し、人間関係を築く人
⭕メリット: チームメンバーの感情やウェルビーイングに焦点を当て、協力的な雰囲気を醸成できる。
❌デメリット: 目標の達成に焦点が欠け、組織の生産性に影響を与える可能性がある。
目標達成に向けて具体的なガイダンスを提供し、感情に過度に依存せず、結果に焦点を当てることが必要です。
分散型リーダー
チーム内でリーダーシップの役割が分散され、各メンバーが特定の分野や任務でリーダーシップを発揮する。
❤🔥適正: チーム内でリーダーシップを分散し、効果的な組織を構築する人
⭕メリット: チーム内でリーダーシップの役割が分散され、各メンバーが得意な分野でリーダーシップを発揮できる。
❌デメリット: コミュニケーションの調整が難しくなり、一貫性が欠ける可能性がある。
チームメンバーの得意分野を理解し、役割分担を明確にすることで、協力的で効果的な分散リーダーシップを促進できます。
民主的リーダー
意思決定においてチームメンバーの参加を奨励し、意見を尊重するリーダーシップスタイル。
❤🔥適正:チームメンバーの意見を重視し、柔軟なアプローチを持つ人
⭕メリット: チームメンバーの参加を奨励し、多様な意見を取り入れることができる。
❌デメリット: 意思決定が時間を要し、時に効率が低下する可能性がある。
意思決定が遅くなりすぎないように、重要な決定には適切なタイミングでリーダーシップを発揮し、効率的なプロセスを確立することが重要です。
自己調整型リーダー
状況や環境に応じて柔軟に対応し、必要に応じてリーダーシップスタイルを調整する。
❤🔥適正:状況に柔軟に適応し、創造的な解決策を見つける人
⭕メリット: 状況に応じて柔軟に対応し、変化に適応する能力がある。
❌デメリット: 一貫性が欠け、組織の方針や目標の確立が難しくなる可能性がある。
柔軟性を保つ一方で、組織の方針や目標を明確に伝え、安定感を提供することが求められます。
リーダーにも弱いところはある
リーダーシップには様々な特徴があることが分かりました。最適なリーダーシップスタイルは状況により異なり、メリットとデメリットを理解し、適切な対処策を取り入れることが重要です。
また、リーダーシップをとる際にはコミュニケーション、柔軟性、協力、ビジョン共有が鍵となります。個々のリーダーが自らの強みと弱みを理解し、常に学び続ける姿勢を持つことが、持続可能なリーダーシップの確立に貢献します。
Manabiの図書館では日々学びにつながる記事を更新しているので、是非活用してみてくださいね!
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