【MBTI】トリックスター（盲点）の考察

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MBTIについて知りたい方は先にこちらを読んでみるのがオススメ

勉強がてらMBTIの記事を増やしているManamiです。

あなたは、性格における「盲点」をご存知でしょうか？

MBTI性格診断はユングの心理機能（Fi,Fe,Ti,Te,Si,Se,Fi,Fe）をもとにつくられており、主機能、補助機能、劣等機能などがそれぞれの性格タイプに振り分けられています。

詳しくはこちらの記事をお読みください📖

これらの機能の中でも、主機能が心強すぎるあまり裏目に出てしまい、本人がなかなか気付けなくなってしまった機能のことをトリックスター（盲点）と呼びます。

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意味はともかく、トリックスターってなんだかカッコいいわね！

ちなみに、MBTIにはトリックスター以外にも機能に二つ名がつけられています。

各MBTIのトリックスター

まずは各MBTIのトリックスターが何かを見ていきましょう。

表にすると以下のようになります。

MBTI		トリックスター	トリックスターに当てられた機能の役割(盲点)
ESXJ	ESTJ(幹部) ESFJ(領事官)	Ni(認知)	今後起こり得ることについてのイメージを描く
ENXJ	ENTJ(指揮官) ENFJ(主人公)	Si(認知)	自分の中に蓄積した過去の情報を重視する
EXTP	ESTP(起業家) ENTP(討論者)	Fi(判断)	個人を尊重し、自分の一貫した価値観を持つ
EXFP	ESFP(エンターテイナー) ENFP(広報運動家)	Ti(判断)	論理的に心理を追求する
IXTJ	ISTJ(管理者) INTJ(建築家)	Fe(判断)	周囲の要望や成長を叶えようと働きかける
IXFJ	ISFJ(擁護者) INFJ(提唱者)	Te(判断)	論理的・効率的に物事を達成する
ISXP	ISTP(巨匠) ISFP(冒険家)	Ne(認知)	新しい可能性・関係性・刺激を求める
INXP	INTP(論理学者) INFP(仲介者)	Se(認知)	外部と関わることで得られる刺激や新しい世界に喜びを見出す

トリックスターはときには私達の日常に影響を及ぼします。単純にいえば、上の表でトリックスターとなっている機能が扱えないということです。

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ええと、筆者はENTPなので、Fiがトリックスターに該当しますわ。

じゃあManamiは「個人を尊重し、自分の一貫した価値観を持つ」ことが出来ないということかしら？

うーん、それも間違ってはいないのですが、もう少し視野を広げてみましょう。

繰り返しますが、トリックスターは主機能が強すぎて裏目に出てしまったもの。つまり、主機能とトリックスターの軋轢(あつれき)が生まれたときに初めて影響が及ぼされるのです。

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なるほど！

つまりENTPを例にすると、主機能であるNeがFiの邪魔をして、「可能性を追い求めるあまり、個々の価値観を固定させられない」というのが、トリックスターの影響ね！

そのとおり。トリックスターはあくまで主機能の影となる存在ということを忘れないようにしましょう。

各MBTI & 第一機能とトリックスターをまとめたものがこちら。

これを踏まえて、各MBTIにおけるトリックスターの影響を予測します。

第一機能	役割 (〜しすぎるあまり、)	盲点	役割 (〜できない)	逆引MBTI
Ti	論理的に真理を追求	Ne Se	新しい可能性を探求新しい刺激に喜びを見出すこと	ISTP INTP
Te	論理的・効率的に物事を達成	Ni Si	未来予測を明確に過去の情報を重視	ESTJ ENTJ
Fi	個人を尊重し、自分の一貫した価値観を持つ	Ne Se	新しい可能性・関係性・刺激を求める外部と関わることで得られる刺激や新しい世界に喜びを見出す	ISFP INFP
Fe	周囲の要望や成長を叶えようと働きかける	Ni Si	未来予測を明確に過去の情報を重視	ESFJ ENFJ
Si	過去の情報を重視	Fe Te	周囲の要望や成長を叶えようと働きかける論理的・効率的に物事を達成	ISTJ ISFJ
Se	新しい刺激に喜びを見出すこと	Fi Ti	個人を尊重し、自分の一貫した価値観を持つ論理的に心理を追求	ESTP ESFP