好きを極めよう。たとえ周囲が反対しても。(ただし犯罪行為を除く)
大学の講義選択の重要性
大学生活の大きな割合を占める大学の講義。毎日楽しいハッピーな大学生であるためにも、講義選択で失敗したくないですよね!
仮に、嫌いな授業を受講してしまうと……
- 大学に行くことがしんどくなる
- 授業を聞いていないせいでGPAが下がるor単位を落とす
- 興味がない分野のレポート課題に追われて体調を崩し、遊ぶ予定をキャンセルしてしまう
などなど、大学生活そのものに悪影響が出る恐れが!!そう、大学の講義って意外と重要なんです!
現在大学に通っているそこのあなた!思い返してみると、一度は上記のような状態になったことがあるのではないでしょうか。特に大学一年生は入学したばかりで右も左も分からず、焦って講義選択をしたら「この講義つまらないなぁ……」状態になってしまうことが非常に多いです!しかも、受講取消期間が過ぎてしまうと、講義を変更することが出来なくなってしまい、最悪の状態に……。
好きな講義を受講しない危険性
大学の講義に対しての考え方は人それぞれですが、あなたは「”好きな講義”?いや、うちの大学5回まで休めるから別に好きな講義じゃなくても余裕」や、「出席して課題出していれば単位とれる」と思っていませんか?もしそう考えているとしたら、その考え方は危険です。なぜなら、その考えで講義を受けている人たちは単位以上のものを失っているからです。
好きなことや得意なことをしていないときの人間のモチベーションやパフォーマンスは、それらをしているときと比べて格段に下がってしまうことが研究でも明らかになっています。強みを見つける自己理解本でおなじみの『ストレングス・ファインダー2.0』では次のように書かれています。
あなたが「強みのゾーン」にいないとしたら、何が起こるだろうか。簡単に言えば、まったくの別人になっているだろう。あなたが職場で抱く仕事への意欲や生産性は、強みを生かしている人に比べてその6分の1にとどまっているはずだ。
『さあ、才能に目覚めよう新版ストレングス・ファインダー2.0 トム・ラス 古屋博子 訳』p17
また、意欲(モチベーション)や生産性(授業の理解速度や課題に取り組む時間の短さ)は、あなたが好きなこと(趣味など)をする時間に大きく影響します。
直接的に説明するとこのような感じになります。
- あなたの意欲を下げる講義を受講する⇒ストレス増加⇒生活習慣(睡眠の質など)に悪い影響
- あなたの生産性を下げる講義を受講する⇒授業内での発言ができない・課題の成績が悪くなる⇒中間期末テスト前に自由な時間が無くなる
好きな講義を受講しないということは、充実した大学生活を送ることが出来なくなるということです。しかし、逆に言えば好きな講義を受講するだけで充実した大学生活に100歩近づくことが出来るのです!
好きな講義の定義
“好き“ってどういうことでしょう?例えば、あなたは恋をしたときにどのような感覚を得ますか?
ドキドキ 嬉しい 楽しい もっと(好きな対象と)ずっといたい etc…
好きなことをしているときというのは恋をしているときのように、“リスクを乗り越え、ずっとそれを続けることが出来る”状態です。大学の講義すべてでこんな状態になったら嬉しいですよね!
この定義からすると好きな講義というのは
単位を落とす(=リスク)かもしれないけど、
熱中して勉強できる講義
となります!比較がしやすいように嫌いな講義も定義づけると、
単位を落とすかもしれなくて、
出来るだけそこから逃げたいと感じる講義
です!考えただけでもゾッとしますね。皆さんはこのような講義を受講してしまっていませんか?また、「単位を落とすかもしれない」のはほとんどの講義に共通していることです。好きな講義と嫌いな講義のどちらにもこの文章をつけたのは、単位を落とすというリスクが嫌いな講義を受けている際に、精神的にどれくらい悪い影響を与えているかを感じてほしかったからです。
好きな講義10のチェックリスト
それでは実際に好きな講義を見極めていきましょう!いま大学生で絶賛講義受けてまーすという方は、ぜひいま受講してる授業が下記のリストに当てはまっているかチェックしてみてくださいね!高校生以下の方も、どの授業が好きで、どの授業を頑張らないといけないかが分かるのでおススメ!
- 授業をする先生が面白い
- 一回の授業で眠くなる回数が1回以下
- 授業中当てられても嫌ではない
- その授業の課題をやるときは、そのための時間をとれている
- 課題の質に対して毎回60パーセント以上の熱量を注げている
- その授業に行くことを忘れたことがない
- その授業のノートに関係のない落書きをしていない
- 授業が終わった後もその授業の内容に関することを考えている
- 友人や家族との会話にその授業の先生や内容に関する事柄がよく出てくる
- その授業を自分の周りの人に薦めたいor自慢したい
どれだけチェックできましたか?
- 8~10個・・・・・・その講義はあなたの長所を伸ばし成長を促進させる好きな講義です!
- 5 ~ 7個・・・・・・少し好きな講義です。成績は悪くないかもしれません。
- 1 ~ 4個・・・・・・嫌いな講義の可能性が高いです。もう一度シラバスを確認しましょう。
最後に
大学には必修講義(単位を取らないと卒業できない)というものがあります。これらは自分が選んだ学部の専門知識を得るための講義であることがほとんどですが、まれに関係のない(あなたが興味のない)分野の講義があることがあります。
私は経営学部ですが、苦手な簿記の講義が1年生の必須講義でした。ですが、私の同じ学部の友人は、高校生の時に簿記2級をすでに習得していたため、その必修講義が免除されました(単位認定)。その友人はそのまま簿記1級を目指す生徒用の上級講義を受けましたが、このように必修を避けることも可能だということは頭の片隅に入れておいてください。
それでは、好きなことをする時間を目いっぱい増やして、素敵な大学生活を送っていきましょう🚩
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