『コンサル一年目が学ぶこと』を読んで

雑学
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コンサルタントってENTPにぴったりの職業だと思いませんか?(突然のMBTI)

最近経営コンサルタントを自営業でされている方とお話をする機会があったのですが、もう聞けば聞くほど楽しそうだなぁって思いました。あの方ENTPじゃないのかなぁ……違うかなぁ……(分析家の名にかけて当ててみたい)。

それでコンサル業に少し興味を持っていました。そうしたら偶然この本に出会ったんです。

コンサル力はすべての業種に役立つ?!

この本の表紙裏にはこう書かれています。

本書は、決してコンサルティング会社に勤める人のためだけのものではありません。読むだけで、

◎職業を問わず、業界を問わず、15年後にも役立つ普遍的なスキルを

◎社会人一年目で学ぶ基礎的なレベルから理解できるようになる本です。

この本の著者さんは実際にコンサル業を営む様々な年代の方々に取材をしています。また、業界・職業も幅広くしようと、外資系ファームのパートナーや政治家に転身された方などにもお話を聞いたそうです。

私も最初はコンサルという言葉を見て「難しい本なのかな…」と思いましたが、いざ読んでみると内容は社会人どころか学生にとっても助けになるものだと感じました。

話す技術(コミュニケーション能力)

  • 結論から話す
  • Talk Straight 端的に話す
  • 数字というファクトで語る
  • 数字とロジックで語る
  • 感情より論理を優先させる
  • 相手に理解してもらえるように話す
  • 相手のフォーマットに合わせる
  • 相手の期待値を把握する
  • 上司の期待値を超える

見ての通り、会話の基礎中の基礎についてものすごーく丁寧に解説してくれています。

途中「数字」「論理」という言葉が出てきていますが、著者の大石さんによると新人のうちほど感情論でなくロジックを重視するべきとのこと。熱量だけで押し切れるほど大人の世界は甘くないようですね。

仕事や上司との人間関係に悩んでる人は必見ね!

この章を要約した記事はこちら⇓

【要約】『コンサル一年目が学ぶこと』から学ぶ会社のコミュニケーションスキル
大事だなと思った部分を抜粋しました。※すべてとても大切なスキルですが、恐縮ながら筆者の独断で重要度と難易度もつけておきました。ご参考にどうぞ。結論から話す【重要度★★★ 難易度★★☆】短い時間で相手に...

思考術

  • 「考え方を考える」という考え方
  • ロジックツリーを使いこなす
  • 雲雨傘 提案の基本
  • 仮説志向
  • 常に自分の意見をもって情報にあたる
  • 本質を追求する思考

ここは読んでいて頭がこんがらがりそうになっていました。もしかしたら一番脳みそを使う章なのかもしれません。

最初の「考え方を考える」というのは、ゴールまでの道のりをどう定めるのかを考えるという意味でした。一度読んだだけではわからない部分が多いかもしれません。

ロジックツリーは1度やっただけでは効果が実感しにくい!習慣づけることが大切よ!

デスクワーク術

  • 文書作成の基本、議事録書きをマスターする
  • 最強パワポ資料作成術
  • エクセル、パワーポイントは、作成スピードが勝負
  • 最終成果物から逆算して、作業プランをつくる
  • コンサル流検索式読書術
  • 仕事の速さを2倍速3倍速にする重点志向
  • プロジェクト管理ツール、課題管理表

ここは大学生の私も必見でした。プレゼンの授業の前に知りたかった・・・・・・!という内容が次々に出てきましたよ。特に、エクセル、パワーポイントは速さが重視というのは納得がいきました。質を高めるためにも、まずは雑に完成させることが大切ですね。

忙しい毎日の中で、どうすれば素早く成果を挙げられるかを先読みして考えましょう!

プロフェッショナル・ビジネスマインド

  • ヴァリューを出す
  • しゃべらないなら会議に出るな
  • 「時間はお金」と認識する
  • スピードと質を両立する
  • コミットメント力を学ぶ
  • 師匠を見つける
  • フォロワーシップを発揮する
  • プロフェッショナルのチームワーク

しゃべらないなら会議に出るな―――その通りですよね。そう考えると今までどれだけの時間を無駄にしてきたのでしょう。ここは社会人としての心構えを知ることが出来ます。

自分の価値を下げる行動は控えたいものね!

読みたいと思ったら

少し興味がわいてきましたか?次回にもこの本について記事を出すのでそれを読むだけでも学びになりますが、「もしこの本が読みたい!」と思ったらこちらから購入できますよ📚

コンサル一年目が学ぶこと 大石誓之

次回は各章で私が個人的に感じたことを細かくまとめてみようと思います!

それでは、今回も読んでいただきありがとうございました。

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